Amazonは米国時間9月20日、シアトルで開催したイベントで「Echo Show」の新モデルを発表した。
「Alexa」搭載製品の中で最も高額な「Echo Show」の最新版は、デザインが刷新されており、オーディオ品質が向上している。また、これまでのバージョンより大型の10インチディスプレイを搭載する。
価格は229.99ドル(2万7980円)。20日から予約注文を受け付けており、米国では10月、日本では12月12日から出荷が開始される。
AmazonのAlexa音声アシスタントにタッチスクリーンを追加したEcho Showは、2017年6月に初めて発表された。
Echo Showは、「Echo」シリーズにおいて重要な位置づけにある。Amazonは、その大きな画面でユーザーが動画を視聴したり、ビデオ通話をしたり、音声によるショッピングをしたりすることを望んでいる。EchoとAlexaを人々の生活の中心にもたらすのが狙いだ。
Echo Showでは現在、「YouTube」動画を正式アプリで再生することができないようだが、Amazonの広報担当者は電子メールで、ShowのブラウザからYouTube動画が視聴できるようになると述べた。新型Echo Showが出荷された後、旧型Echo Showにもその機能が提供される予定だという。
Googleは、同社のスマートアシスタントを搭載する、Echo Showよりもスリムなデザインのディスプレイを米国でリリースしている。
Amazonによると、Echo Showにはブラウザの「Silk」と「Firefox」がプリインストールされた状態で提供されるという。また、「Skype」をサポートする。
Amazonは、ゲームのサポートや、料理のステップごとの手順表示もデモで披露した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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