ハッキンググループMagecartによる新たな攻撃で、オンラインショップNeweggの顧客のクレジット情報が流出したという。セキュリティ企業RiskIQが伝えた。
RiskIQが米国時間9月19日に明らかにしたところによると、Magecartは悪意のあるコードをNeweggの決済システムに潜り込ませ、クレジットカード情報を盗んだ恐れがあるという。
今回のインシデントについて、RiskIQがサイバーセキュリティ企業Volexityとともに調査した結果、このコードは8月14~9月18日までNeweggのサイト上で実行されていた可能性があることが判明した。RiskIQによると、この攻撃はデスクトップユーザーとモバイルユーザーの双方に影響を与えたという。なお、被害に遭った顧客の数は明らかにされていない。
Magecartによる攻撃の被害者となったのはNeweggが初めてではない。RiskIQによると、British AirwaysやTicketmasterに対する最近の攻撃も同グループの仕業だという。
British Airwaysは9月、データ漏えいと顧客情報盗難について調査を進めていることを明らかにした。およそ38万件のカードトランザクションに影響が及んだとされている。
一方、Ticketmasterのデータ漏えいは6月に発生しており、個人情報とクレジットカード情報が盗まれた恐れがあるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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