「Withings」ブランドが復活--スマートウォッチ「Steel HR Sport」を発売

 Withingsは9月18日、「Withings」ブランドを復活させ、新製品のスマートウォッチ「Steel HR Sport」を発売した。参考価格は2万7950円(税込)。

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 同社は、2016年にNokia Technologiesによって買収されていたが、5月31日に元の共同設立者であるEric Carreel氏がさらに買収。これにより、「Withings」ブランドが復活した。

 また、「Withings」の名を冠し、心拍測定、GPS、VO2 maxの推定値によるフィットネスレベルの分析機能を搭載したスマートウォッチ「Steel HR Sport」を発売。国内代理店のソフトバンクコマース&サービスの協力の下、Amazon、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、SoftBank SELECTION オンラインショップにて順次展開する。

 Steel HR Sportは、2014年に発売し、世界初のアクティビティ記録機能搭載モデルとなる「Activité」の流れをくんでおり、プレミアムなデザインを採用しつつスマートヘルスおよび、運動に特化した機能を搭載。電池寿命は、業界トップクラスとなる25日間(省エネモードで20日間追加稼働)。

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 ステンレス316Lを採用した直径40mmのケースで設計されており、5気圧(50m)防水性能を有する。また、文字盤は白と黒の2色をラインアップする。

 従来のSteel HRと同様にアナログ文字盤にて時間が表示され、サブダイヤルでは歩数目標の達成率を把握できる。歩数目標は、無料のHealth Mateアプリ(iOS/Android)で随時設定・管理可能。ボタンを押すだけでSteel HRのデジタル・ディスプレイにて歩数、消費カロリー、走行距離、心拍などの数値や運動データを表示できる。

 このほか、デジタル・ディスプレイにて、バイブレーションと共にスマートフォンの通知を表示できるようになっている。

 Steel HR Sportは、サッカー、ヨガやバレーボールなど、計30以上のアクティビティに対応。運動後に、心拍の増減範囲やアクティビティに基づいた消費カロリーを確認することによって、運動量が把握できるという。

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 なお、Steel HR Sportは、Steel HRシリーズで初のGPS搭載モデルとなり、スマートフォンとペアリングするだけで、自身のペース、走行距離、高低差、ウォーキング、ランニング、サイクリングによるコースが記録可能。

 さらに、フィットネスレベルを記録できる初の「Withings」製品となり、フィットネス指標(VO2 max)では、運動時に心臓と筋肉が酸素を摂取しエネルギーに変換する能力を測定できる。

 高度な睡眠記録機能も搭載しており、睡眠時間、質を計測。睡眠の長さと深さ、睡眠中断回数や規則性に基づき、睡眠全体の指標となる「睡眠スコア」を算出する。また、Smart Wake-up機能により、ユーザーの睡眠サイクル上の最適なポイントでバイブレーションを起動させる目覚まし機能を搭載。Health Mateアプリでは、8週間にわたって睡眠の質を改善できるウェルネスプログラム「スリープマスター」も利用可能。

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 また、Steel HR Sportを含む、既存のSteel HRモデルは、着信とメッセージ、カレンダーに限られていた通知機能を拡張。デジタル画面にて、さまざまなアプリ(100以上のアプリに対応)による通知が受信できるようになった。

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