NokiaグループのWithingsは1月16日、アクティビティトラッキング、心拍測定、スマートフォン通知機能を搭載したスマートウォッチ「Withings Steel HR」を1月20日に発売すると発表した。
国内代理店のソフトバンクコマース&サービスの協力の元、Amazon.co.jp、一部家電量販店、SoftBank SELECTIONオンラインショップにて商品を順次展開する予定だ。
Steel HRは、スチール製ケース、クロムの針、シリコンストラップを採用したアナログ時計でありながら、デジタル画面を搭載したスマートウォッチだ。
光電式容積脈波記録法を用いて、緑のLEDライトで手首の血液中濃度の変化を感知できるため、心拍の測定にも対応する。
デジタル画面には、自動的取得した運動時の心拍、1日の平均心拍、安静時心拍などの測定データおよび、スマートフォンの通知が表示可能。
従来のActiviteと同様、メインダイヤルで時間を表示し、サブダイヤルで歩数の目標達成率を表示。歩数目標などの設定は、無料のWithings Health Mateアプリ(iOS/Android対応)にて設定できる。なお、アクティビティや心拍サマリーを含むデータが自動的に同期され、取得したデータはアプリ上で確認もできる。
側面の多機能ボタンにより、画面に表示される情報を切り替えにも対応しており、ワンプッシュで、消費カロリー、1日の歩数、走行距離、睡眠時間、スマートアラームを表示できるほか、電話、ショートメッセージやイベントリマインダーなどの通知の受信(日本語通知については、後日対応予定)にも対応する。
さらに、サッカーやダンス、ウェイトリフティングを含めた10の新たなアクティビティ種類を自動的に認識する機能も搭載。
36mmと40mmの2サイズで展開を予定しており、スタンダードな36mmケースモデルは、18mmのストラップで白(数量限定デザイン)と黒で展開。40mmケースモデルは、20mmのストラップで黒のみの展開となる。
参考価格は、36mmケースモデルが2万4800円(税込)。40mmケースモデルは2万7800円(税込)。
また、最長25日間連続使用可能なバッテリを搭載。約25日間の心拍モニタリングの後、Steel HRは省エネモードに切り替わり、さらに20日間使用できる。省エネモードでも、歩数やスイミングなど通常のアクティビティを記録し続けられる。
Withingsの従来モデルと同様に、自動的に歩数、ランニング、走行距離および、消費カロリーの記録に対応しているほか。5気圧防水でスイミングも記録し、水泳時間および、水泳による消費カロリーの記録にも対応する。
日常的に使用すれば、ユーザーの心拍の平均を見られるほか、自身の心拍を総合的に把握可能。睡眠時、健康を表す指標である安静時心拍を自動的に測定でき、睡眠サイクル(浅い・深い)や目覚めた回数を記録し、確認することで、自身の睡眠パターンをより把握できるようになるという。
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