ヤマハは9月12日、独自のワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」に対応したアナログレコードプレーヤー「MusicCast VINYL 500」を発表した。レコードの音を他のMusicCast対応機器にワイヤレスで飛ばして再生したり、音楽配信サービスなどを再生できる。発売は10月下旬。税別価格は9万円になる。
MusicCastは、ヤマハ独自のワイヤレスネットワーク機能。MusicCast VINYL 500で再生したレコードの音を、別の部屋にあるMusicCast対応機器にワイヤレスで飛ばして再生できる。専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を使った操作にも対応し、電源のオン、オフをはじめ、ストリーミングサービスの選択など、スマートフォンやタブレットを使って操作が可能だ。
Wi-Fiネットワーク機能により、音楽ストリーミングサービス「Spotify」や「Deezer HiFi」、IPサイマルラジオ配信サービス「radiko.jp」などを聴けるほか、Bluetooth受信やAirPlayにも対応。ネットワーク内にあるパソコンやNASに保存した音楽ライブラリもワイヤレス再生できる。
あわせて、ネットワーク機能を省いたアナログレコードプレーヤー「TT-S303」も発表した。10月下旬発売で、税別価格は5万8000円になる。
両機種ともに、高剛性キャビネットと高トルク型DCモーターを採用したベルトドライブ方式で、高純度かつ正確な信号の読み取りを実現。アルミ素材を使用したスタティックバランス型のストレートトーンアームにより、透明かつ開放感のある音を再生する。
フォノイコライザーアンプを搭載し、フォノアンプを搭載していないミニコンポやアクティブスピーカーと接続して、レコード再生も可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果