Uberが立ち上げられた当初は、スマートフォンを使って車を呼べるサービスのみを展開していた。現在は多くの都市で、食品配達やオンデマンドの自転車シェアリングといったサービスを提供している。電動スクーターのほか、いずれ自動運転車のサービスについても計画があるとされている。
そして実際に、そうしたサービスの拡大を実現する意思があるようだ。
最高経営責任者(CEO)のDara Khosrowshahi氏は米国時間9月6日、サンフランシスコで開催された「TechCrunch Disrupt」カンファレンスで次のように語った。「輸送分野のAmazonになりたい。A地点からB地点まで人々を送り届けることがわれわれの中核事業となる」
Uberは6日、こうした取り組みの前進に向け、「Mode Switch」という新機能を発表した。Mode Switchはアプリ内のツールで、車や自転車、スクーターなど、その場所でUberが提供している交通手段を確認できる。このツールから、乗客は利用したい交通手段を選択できる。
またKhosrowshahi氏は6日、2019年の新規株式公開(IPO)に向けて進めていると述べた。
Uberが世界各国で提供する交通サービスの種類を増やし、それらすべてを1つのプラットフォームから利用できるようになれば便利だとKhosrowshahi氏は言う。Uberは数年以内に「驚くべき」成長を遂げると期待しており、できれば10年後には、この聴衆の中で自家用車を所有する人がいなくなるようにしたいと同氏は語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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