ディアメディアは8月23日、メディア運営時に発生する外部のライターやカメラマンなどへの「発注書」と受領する「請求書」を自動で作成し、管理と制作進行を集約できるサービス「DearMedia」を正式リリースしたと発表した。
DearMediaでは、案件登録がそのまま下請法に準拠した発注書になり、発注先であるライターやカメラマンによる「承諾」後、編集部が「納品検査完了」のステータスに変更することで、自動で請求書に反映される。その後、編集部が設定する経理締め日になると請求書が自動で作成され、発注先・発注元ともに請求書がダウンロード可能になるという。
同社では、メディア運営・コンテンツ制作の業務では多数の発注先に依頼することが多く、下請代金支払遅延等防止法の規制対象となる取引内容に該当する場合も少なくないと指摘。また、その発注内容が納品された後に請求書のやり取りが発生する際も、発注内容との差異がないかの確認や請求金額・源泉徴収税額のミスがないかの確認、請求書が届いているかのチェックといった業務が発生すると説明する。
このような煩雑な業務をシステム化し、発注元と発注先で同じ内容やそのやりとりをクラウドで管理できるよう、同サービスを開発したという。
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