TapobotsがiOS向け「Tweetbot」アプリの新バージョンをリリースした。Twitterの「User Streams API」が米国時間8月16日に廃止されるのに対応するものだ。
新バージョンでは、Tweetbotアプリの複数の便利な機能がなくなる。Wi-Fi接続時の瞬時のタイムラインストリーミングは廃止され、タイムラインは1~2分ごとに更新されるようになる。「いいね」、リツイート、フォロー、引用のプッシュ通知はなくなる(今後の復活を模索中)。Tapobotsの「Apple Watch」向けアプリは廃止される。メンションやダイレクトメッセージのプッシュ通知は数分遅れるようになる。
Twitterは4月、「Talon」、Tweetbot、「Tweetings」「Twitterrific」などサードパーティー製Twitterクライアントの多くが利用する「Site Streams」および「User Streams」APIの廃止を6月から8月に延期すると発表した。延期したのは「新APIに移行するための十分な時間」を開発者に確保してもらうためだとしていた。
Tapbotsはアプリの説明の中で、「特定の機能の無効化や縮小を余儀なくされた。申し訳ないが、残念ながら当社には全くどうしようもない」としている。
Twitterrificの開発元であるIconfactoryのリードデザイナー、Gedeon Maheux氏はAPIに関する変更について、残念だが理解できるとコメントした。
Iconfactoryのブログ記事によると、これらのAPIは16日から段階的に廃止され、23日には完全に廃止されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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