五反田に続き「シブヤ・ビットバレー」プロジェクトが始動--サイバーやDeNAなど4社

 7月25日に五反田に本拠地を置くスタートアップの、freee、マツリカ、ココナラ、セーフィー、トレタ、よりそうの6社が「五反田バレー」を設立したばかりだが、それからわずか2日後の7月27日、今度は渋谷の各社が「SHIBUYA BIT VALLEY(シブヤ・ビットバレー)」プロジェクトを開始した。参画するのは、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)、GMOインターネット、ミクシィの4社。

「SHIBUYA BIT VALLEY(シブヤ・ビットバレー)」プロジェクトのロゴ
「SHIBUYA BIT VALLEY(シブヤ・ビットバレー)」プロジェクトのロゴ

 これまで渋谷は若者の街としての側面を持つ一方で、日本のインターネットの発展を牽引する最先端テクノロジの集積地として、多くのIT企業がここを拠点に事業を展開してきた。SHIBUYA BIT VALLEYはこのような背景のもと、創業以来長く渋谷に拠点を構えるIT企業が一同となることで、渋谷を“IT分野における世界的技術拠点“ として後押しをしたいという共通の想いから企画立案が始まったという。

 プロジェクト開始となる2018年の取り組みとして、エンジニアを目指す学生やIT業界に携わる若手エンジニアを対象にしたテックカンファレンス「 BIT VALLEY 2018」を、渋谷区の後援を受けて9月10日に開催する予定。“渋谷でエンジニアとして働くことは楽しい” をテーマに、最新技術や各社のAI分野における取組みの紹介、各分野のトップエンジニアによるトークセッションなどを予定しているという。基調講演では熊谷正寿氏、南場智子氏、藤田晋氏によるトークセッションも実施予定。

 今後もSHIBUYA BIT VALLEYプロジェクトでは、テックカンファレンスの開催を中心に、渋谷のIT企業のコミュニティ強化、交流の活性化を目指し中長期的に継続して活動するとともに、渋谷区との連携強化を含め、協議を進めていくとしている。

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