オーディオテクニカは7月25日、完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS7TW」の発売を中止すると発表した。基板設計上の問題でBluetooth対応機器との接続性能が同社の基準に達しなかったためとしている。
ATH-CKS7TWは、オーディオテクニカ初となる左右独立モデルとして4月に発表。低域再生モデル「SOLID BASS series」として7月中旬の発売を予定していたが、7月6日に発売日を8月3日に変更することをアナウンスしていた。
オーディオテクニカでは発売中止のお知らせとお詫びをウェブサイトに掲載。「発売に向けて全力で取り組んできたが、基板設計上の問題でBluetooth対応機器との接続性能が当社基準に達せず、このまま開発を維持してもお客様にご満足いただける品質を現時点で確保することが難しいと判断し、誠に勝手ながら発売を中止することにした」とコメントしている。なお、同時に発表したスマートフォン専用アプリ「Connect」については、8月3日にリリースする予定。同日発売のワイヤレススピーカー「AT-SBS70BT」「AT-SBS50BT」に使用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」