Finatextの子会社であるスマートプラスは7月18日、従来型委託手数料無料のコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」において、現物取引サービスを開始したと発表した。信用取引は2018年秋ごろの提供を目指す。
STREAMは、現物取引と信用取引において、約定代金に関わらず従来型の株式委託手数料を無料とし、東京証券取引所の立会外取引にて東証の株価気配値よりも有利に約定できた場合に、当該気配値と実際の約定価格の差額相当分から50%の手数料を徴収する「SMART取引」を採用する。SMART取引は現物取引を対象としており、東証における通常の立会売買で約定された場合には、手数料は発生しない。
今回開始したサービスでは、「板注文」「通常注文と逆指値注文の選択」「注文単価の指値・成行の選択」「執行条件に寄り、引け、不成の選択」「注文有効期限の当日を含む30営業日先までの指定」「東京証券取引所の上場株(日本株のみ)並びにETF(外国籍、JDRは除く)、REITが対象」という条件での取引が可能となる。
アプリから口座開設を申込み可能。サービス開始時の口座開設は、7月16日までにSNSユーザー登録を完了したユーザーを優先的に受付し、順次審査を開始するという。それ以外のユーザーからの申込みも受け付けており、数週間後を目処に審査を開始するという。審査完了後、開設コードが登録住所へ郵送され、アプリ上で認証すると現物取引が可能になる。なお、STREAM SNS機能限定版を利用しているユーザーでも、アプリのアップデートで対応するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」