Kids Publicは7月2日、同社が運営する遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」において、長野県北安曇郡白馬村と連携を開始したと発表した。
これにより白馬村は、7月1日より小児科医への相談窓口確保の施策として、住民に小児科オンラインの提供を行い、子育て世帯は無料で小児科オンラインを利用できるようになる。同取り組みは、住民に向けた子育て支援策の一貫として行われ、子育て世代包括支援センターとの連携も視野に入れた小児遠隔健康医療相談における国内初の事例となった。
小児科オンラインは、多くのクリニックが閉まる18時〜22時の時間帯にスマートフォンアプリ「LINE」(動画通話、メッセージチャット、音声通話)や電話で小児科を専門とする医師にリアルタイム相談ができる遠隔健康医療相談サービス。主に自治体や法人向けに展開しており、自宅にいながら小児科医に自宅での対応や日頃の子育ての不安を相談できるのが特徴。
厚生労働省は、妊娠出産から子育てをワンストップで包括的に支援するため、「子育て世代包括支援センター」の開設を全国の自治体に呼びかけ、平成32年度末までに、全国展開を目指すことになっているという。
白馬村では、7月より同センターを開設。その開設に合わせて、スマートフォンを活用した子育て支援策として、小児科オンラインの導入を決定した。
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