電通は6月26日、スカパーJSAT、アカツキ、東北新社とともに、音楽ライブコンテンツの企画・制作・販売などをする新会社「THReee entertainment」を6月20日に設立し、26日より本格稼働を開始したと発表した。資本金は2億円(資本準備金を含む)。
国内の音楽ライブ・エンタテインメント市場の堅調な伸びを背景に、新会社では音楽ライブコンテンツの企画・制作や、国内・海外向けの放送権・配信権の販売、スポーツ・音楽におけるファンコミュニケーションアプリの開発・提供など、エンタテインメント領域コンテンツの企画・制作・運用を行うという。
また各社の役割として、スカパーJSATはコンテンツ事業の放送・配信ならびにイベント事業における助言と協力、アカツキはアプリやシステム開発、東北新社は音楽ライブコンテンツやアプリ内の映像コンテンツ制作を担うほか、電通は音楽ライブコンテンツに関わる広告事業の開発や放送権・配信権の海外販路の開拓を担当するという。
電通は今後、新会社と連携して音楽ライブコンテンツに関わる新規事業領域への取り組みを強化するとしている。
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