AIマンションの分譲などを手がけるインヴァランスの子会社であるアクセルラボは6月25日、スマートホーム IoT ゲートウェイ「Smart Z-controller(スマートジーコントローラー)」と物件サポートプラットフォーム「alyssa.cloud(アリッサクラウド)」を法人向けに提供開始すると発表した。
Smart Z-controllerは、部屋に置くだけでスマートホームにできるゲートウェイ。赤外線、Bluetooth、Wi-Fi、Z-wave、JEM-Aなどの通信規格に対応し、エアコン、照明、鍵など、部屋のさまざまな機器と通信ができる。新たな設定や工事は必要なく、無料の専用アプリ「alyssa.」からSmart Zcontrollerとエアコンや照明などの機器がつながる。
alyssa.cloudは、物件オーナーや物件入居者への総合サポートができる不動産の総合サポートアプリ。家賃の入金等の確認・管理、所有物件の査定シミュレーションなどができるオーナー向けシステムから、入居者がアプリから照明、エアコン、鍵などを操作できる入居者向けIoT、物件管理会社がオーナーと入居者の双方に連絡が取れるチャットシステムなどを提供。さらに金融や投資情報も提供する。
今回提供を開始する2つは、インヴァランスが展開するマンションなどですでに導入しているもの。自社でアプリ開発や大きな工事をすることなく、物件をスマートホーム化でき、入居者に付加価値としてスマートホームを提供できるとしている。
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