モビリティサービス・プラットフォームを運営するmellowは6月18日、MaaS(Mobility as a Service)市場を可視化する「MaaSカオスマップ(2018最新版)」を公開した。
カオスマップでは、世界のMaaS関連スタートアップを中心に、8業種から計115社を掲載。インドネシアの配車サービス「Go-Jek」や米国の自動運転車開発企業「Waymo」、日本の駐車場シェアリングサービス「akippa」などが名を連ねる。
カオスマップについて、調査担当のNihei氏は、「日本がMaaSの分野で世界との差が広がっていることを実感する。グローバルの戦いに日本企業の名前はほとんど出ておらず、日本のMaaS市場はまだまだ初期フェーズであると実感させられた」とコメントした。
また、mellow代表取締役の柏谷氏は、「移動による経済性を活用したサービスが、価値創造に貢献することは疑いようがない」とし、「このカオスマップをきっかけに、移動をテコにした課題解決という観点が広がり、日本中の事業家によって新たなサービスが生み出されることを期待する」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス