ワンファイナンシャルは6月12日、レシート買取アプリ「ONE」のサービスを一時停止したと発表した。
ONEは、スーパーやコンビニ、居酒屋などさまざまな種類のレシートをアプリで撮影し、1枚10円で買い取るというもの。買い取ったレシートデータは、個人が特定できないように抽象化され、購買データとして飲食・日用品メーカーやID系、広告系企業に販売する。レシートのデータ化により、ユーザーが特定の商品を買うまでの流れや、日常の消費パターンにおける商品の位置づけが見えてくるという。
ローンチ後、16時間で約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザーから24.54万枚のレシートを買い取ったという。当初の想定は月間1万枚としており、想定を大幅に超える買取依頼が集まったことになる。急激なユーザー数の増加などから、サービスを一時停止。ワンファイナンシャル創業者兼CEOの山内奏人氏によると、今のところ再開は未定としている。
想像を超える多くのユーザーの方々にご登録いただいており、本人確認完了まで最長1ヶ月ほど掛かる見込みです。ご不便をお掛けしまして大変申し訳ございません。今後ともONEをどうぞよろしくお願いいたします。
— ONE (@ONEbyOF) 2018年6月12日
現在、一時的にレシートの買取をストップしております。ご迷惑おかけしております。
— ONE (@ONEbyOF) 2018年6月12日
現在、サービス開始から約16時間経っており以下のような状況です。
— 山内奏人 Soto Yamauchi (@5otoyam) 2018年6月12日
約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザー様から24.54万枚のレシートを買い取らせていただきました。
現在一時的にサービスを停止させていただいております。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」