ソニーは6月7日、東京都中央区にある銀座のソニービルを、8月9日に「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」として開園すると発表した。体験型イベントやライブなどを開催する予定だ。
銀座ソニービルは、建物の老朽化などを受け、2017年3月末に営業を終了。ソニーでは、2018~2020年の間は、「銀座ソニーパーク」と称するフラットな空間として銀座の街に開放し、2020年秋以降にソニービルを建設する計画を発表していた。
Ginza Sony Parkは、約707平方メートルのフラットな地上部と、地下4層の「ローワーパーク(Lower Park)」から構成。地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園になる予定で、「変わり続ける公園」として、実験的な試みをする店舗やイベントを個性豊かなパートナーとともに展開するとしている。
地上フロアには、プラントハンターの西畠清順氏がプロデュースした「アヲ GINZA TOKYO」や「TOKYO FM」のサテライトスタジオを設置。地下1階には、コンビニエンスストアをコンセプトにしたショップ「THE CONVENI」、飲茶スタンド「MIMOSA GINZA」などを設置する予定。地下2階にはイベントスペース、地下3階には「トラヤカフェ・あんスタンド」の店舗と製造所、地下4階には、クラフトビール専門店であるSPRING VALLEY BREWERYの新コンセプトデリ「“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY」などが並ぶ。
開園期間は8月9日から2020年秋まで。地上1階、地下5階のフロア構成になっている。その後2022年には、「公園」のコンセプトは変えずに拡張させる形で新しいソニービルを竣工する予定だ。
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