シャープは6月5日、同日開催した取締役会において、東芝の100%子会社である東芝クライアントソリューション(TCS)の株式のうち80.1%を約40億円で取得し、子会社化することについて決議したと発表した。
TCSは、東芝グループにおいてPC事業などを展開している。シャープはPC事業に加え、モバイルエッジコンピューティング事業、ドライブレコーダ事業について、商品、ブランド、人材、技術、販売チャネルなどを承継するという。シャープが得意とするディスプレイ事業などとの連携を通じて相互の成長を追求する考えだ。
具体的には、TCSが有する最先端の商品・サービスにシャープのディスプレイや各種センサといった先端技術・デバイスを融合。COCORO+サービスを始めとするAIoTプラットフォームと連携することにより、付加価値を高めることでスマート化を推進し、グローバル市場で競争力のあるものにしていくという。
シャープは、「新経営体制の下で培った経営能力・管理能力を発揮し、事業承継を必ずグループの企業価値向上に結び付けていく」と表明している。
なお、かつてシャープは「メビウス」ブランドでPCを製造しており、2009年にリリースしたPCを最後に、PC事業から撤退している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」