Emotion Intelligence、不動産向けにリアル接客支援ツール--AIが“物件への関心”予測

 Emotion Intelligence(エモーション インテリジェンス)は5月21日、同社開発のリアル接客支援ツール「ZenClerk Lens」を、不動産業界向けに本格的に販売開始するため、デジタルガレージグループのDGコミュニケーションズと販売代理契約を締結し、業務提携したと発表した。

「ZenClerk Lens」イメージ
「ZenClerk Lens」イメージ

 ZenClerk Lensは、AIがコンバージョン率を自動で改善する、AI型ウェブ接客ツール。AIが学習したデータを、販売センター来場時の接客に活用することで、顧客に合わせた適切な接客を行い、販売効率を改善することが可能となる。

 感情の高まりを解析するAIエンジン「Emotion I/O」が、ブラウザ上のユーザーの行動データを0.05秒に1回蓄積、学習し、物件サイト訪問者の「物件への興味関心」や「購買意欲」などを予測。さらに、実際のブラウザ上の動きを動画で再生することで、ユーザーの行動や感情を、リアルに可視化するという。

 Emotion Intelligenceはすでに、デジタルガレージグループの投資事業を担うDGインキュベーションより出資を受けており、700社を超える国内外ECサイトへの導入に加え、不動産、旅行、金融、各種予約系サービスなど、他業種への展開を進めている。

 今回、不動産広告会社として、全国エリアのマンションデベロッパーおよび関連会社との取引実績を持つDDGコミュニケーションズと提携することで、不動産業界へ向けたZenClerk Lensの提案、および販売を強化する考えだ。

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