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サイバーの小学生向けプログラミング学習「QUREO」が初の自治体導入

藤井涼 (編集部) 飯塚 直2018年05月15日 14時39分
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 サイバーエージェントは5月15日、同社の小学生向けオンラインプログラミング学習サービス「QUREO(キュレオ)」が、鹿児島県徳之島町に正式に採択されたと発表した。自治体におけるQUREOの導入は国内初だという。


 QUREOは、同社のグループ会社で小学生向けプログラミング教育事業を展開するCA Tech Kidsと、ゲーム事業を展開するアプリボットが共同開発し、2月19日より提供している小学生向けのオンラインプログラミング学習サービス。

 全480のレッスンをクリアしていくことで、If、ループ、乱数、変数など50項目におよぶプログラミングの基礎を効果的に学ぶことが可能。ガイドキャラクターによるナビゲーションや、説明動画などが盛り込まれており、子どもが自発的・自律的に楽しみながらプログラミング学習を継続できる仕組みを採用しているという。

 同社によると、プログラミング教育は2020年に国内のすべての小学校において必修化されることが決定。保護者や教育従事者からの関心が急速に高まっているが、子どもにプログラミングを教えるための優れた教材や指導者の不足、都市部と地方における教育機会格差などの課題が指摘されており、プログラミング教育の普及に向けて懸念されているという。

 CA Tech Kidsは、地方(とりわけ島嶼部や中山間地域など地理的制約の大きな地域)においても、教育効果の高いプログラミング教育を持続的に実施できる環境を構築するべく、さまざまな実践を行っており、2017年4月には総務省が実施する「若年層によるプログラミングの普及推進事業」の実施団体に選出された。


プログラミング指導者(メンター)育成研修の様子

 また、鹿児島県徳之島町および、岩手県遠野市において、地域の人材を活用したプログラミング教育モデルの構築に1年間にわたり取り組んできた。特に徳之島町では、地域住民や教職員などの計11名を対象に、50時間におよぶプログラミング指導者(メンター)育成研修を実施。地域のプログラミング教育の担い手となる人材育成に取り組んでいた。さらに、育成した人材を講師として、地元の子どもたちにプログラミングを教える講座を開講し、徳之島町内で継続的にプログラミングを学べる環境を整備している。

 このような取り組みの結果、徳之島町内において、花徳小学校、神之嶺小学校がクラブ活動としてプログラミング教育を開始。同事業を通じて育成されたメンターがプログラミング教室を開講するなど、地域で継続的にプログラミングを学ぶための環境が徐々に整ってきているという。


子ども向けプログラミング講座の様子(山小学校)

 これらの成果を踏まえ、徳之島町において今後も引き続き継続的なプログラミング教育を実施していくこと、またプログラミング教育の品質をさらに高め、指導者の負荷を低減することを目的として、QUREOが正式に導入されることとなった。同社では他の自治体でも同様の実践を拡げるという。

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