メッシュネットワークは、複数のルータや衛星を利用することで、大きな住宅のような広いエリアでWi-Fiのパフォーマンスを高められる。だが、今のところ、1つの場所では1種類のメッシュシステムしか利用できない。たとえば、Linksysの「Velop」メッシュシステムとNetgearの「Orbi」メッシュシステムを、同じネットワーク上でシームレスに利用することはできないのだ。
そこで、Wi-Fiの国際標準規格である「IEEE 802.11」を管理するWi-Fi Allianceは米国時間5月14日、「Wi-Fi EasyMesh」と呼ばれる認証規格を発表した。複数のネットワークが互いにやり取りして自動で連携し、デバイスの接続を最適化するための規格だ。つまり、ユーザーが部屋を移動するのに合わせて、異なるメーカーのアクセスポイントが互いにやり取りをし、そのユーザーが持っている「iPad」の接続先を、最もパフォーマンスの高いアクセスポイントに自動的に切り替えられるわけだ。
Wi-Fi Allianceによれば、EasyMeshは以下のような機能が実現できるという。
ただし、現時点でEasyMesh対応のデバイスは発売されていない。
詳細は、Wi-Fi Allianceのウェブサイトに記載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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