ピクシブは4月26日、一部のクリエイター向けに展開していた創作活動を継続的に支援するサービス「pixivFANBOX」を全クリエイターに提供すると発表した。
pixivFANBOXは、創作活動を行うクリエイターに対し、ファンが継続的に支援できるコミュニティサービス。「もっと作品が見たい、応援したい」と思うクリエイターに対して、一定額の支援金を贈ることができる。2016年12月に一部の利用者を対象にサービスを開始。これまでに2000万円以上の支援額が集まったという。
クリエイターが設定した支援プランの中から、ユーザーそれぞれにあった内容や金額でクリエイターを応援できる。支援金は月額制のみとなっており、100円~1万円までの範囲で自由に設定可能だ。また、クリエイターへ質問をしたり、ファン限定の情報を見たりできる。クローズドなコミュニティならではの深い交流も可能だという。
アカウント登録は無料。毎月の支援総額から決済手数料5%を除いた金額がクリエイターに支払われる。ただし、2019年以降は、支援総額の5%分のサービス利用料が発生する。また、新たにpixivFANBOXに登録するクリエイターに対し、5月の支援額の20%分を同社が上乗せして各クリエイターに支払う「支援額20%上乗せキャンペーン」も開始する。
同社は、全てのクリエイターに「自分を応援してくれるファンが集まり、ファンの支援を通じた収入を得られる環境」を提供することで、それぞれのクリエイターが好きな創作活動を続けられる世界を目指すとしている。
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