東芝デジタルソリューションズは4月17日、自分の声をデータ化し、音声合成でしゃべらせることができるiOS向けスマートフォンアプリ「コエステーション」の提供開始した。
同社では、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS」(リカイアス)の音声合成技術を活用した、声を収集、蓄積、提供するプラットフォーム「コエステーション」の構想を、2017年7月に発表。今回のアプリは、コエステーションによる新たな音声コミュニケーションの世界を、より多くのユーザーに体験してもらうために開発されたものという。
このアプリを使うことで、自分の声の分身“コエ”を生成することができ、入力したテキストの読み上げや、LINE、Facebook、TwitterといったSNSへの音声投稿などができる。また、コエの診断ゲーム「Dr.Coeのコエ診断」や、コエのスタンプ「コエダシテコー!」をはじめ、コエを使った新たなアプリやサービスの提供も検討するという。
対応機種はiPhone 5S以降(iPadは除く)で、iPhone付属の純正イヤホンマイクの使用を推奨。対応OSはiOS10以降としている。
今後は、多様な業種・業態との共創をすすめ、自分のコエに加え、タレントや声優などさまざまなコエを、あらゆる場面でセキュアかつ自由に使える、新しい音声文化の醸成を目指すとしている。
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