Amazon.com傘下のAmazon Technologiesは、配送用ドローンに地上などから合図をして荷物を届けさせる技術を開発し、特許を取得した。米国特許商標庁(USPTO)が米国時間3月20日に「HUMAN INTERACTION WITH UNMANNED AERIAL VEHICLES」(特許番号「US 9,921,579 B1」)として登録。出願日は2016年7月18日。
この特許は、ドローンのような無人の飛行機に対し、手を振るなどの合図を送ることで、その人のいる場所へ荷物を届ける技術を説明したもの。届け先の近くまで自律飛行して、最終的に荷物を降ろす際のトリガーとしてジェスチャーなどを利用する、というアイデアだ。
ジェスチャーの認識後、近い場所に着地してから荷物を降ろしてもよいし、上空から荷物をパラシュートで降下させてもよいだろう。合図を送る方法としては、ドローンのカメラでとらえられるジェスチャーのほか、マイクで拾う声を使う方法も採用可能だという。
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