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米、イラン人9人を起訴--22カ国の大学を狙ったサイバー攻撃で

Alfred Ng (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2018年03月26日 11時04分
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 米司法省は米国時間3月23日、米国内外の大学数百校にサイバー攻撃を仕掛けたとして9人のイラン人を起訴したと発表した

起訴された9人のハッカー
起訴された9人のイラン人
提供:FBI

 マブナ研究所(Mabna Institute)と特定されているこの集団は、22カ国の大学320校を攻撃したとされている。そのうち144校は米国の大学だ。Rod Rosenstein司法副長官は記者会見で、ハッカーらは大学から研究データを盗み出し、利益を得るためにイランで売却していたと述べた。

 「学術機関は、外国のサイバー犯罪者の主な標的になっている。大学がアイデアの行き交う場や調査研究の原動力として繁栄できるのは、研究データが窃盗から守られている場合だけだ」(Rosenstein氏)

 さらに23日、米財務省はこれらイランのハッカー容疑者らのほか、10人目としてBehzad Mesri容疑者も対象に加えて制裁を発表した。Mesri容疑者もイラン人で、2017年夏のHBOに対するサイバー攻撃とテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエピソード流出に関連して起訴されている。

 今回の起訴は、司法省が米国に対するサイバー攻撃の取り締まりを続ける中で行われた。

 司法省によると、マブナ研究所のハッカーらは、米連邦エネルギー規制委員会、米労働省、国連も標的にしていたという。司法省はまた、民間企業47社にも影響を与えたこれらの攻撃の多くがイラン政府の意を受けたものだと述べた。

 Rosenstein氏によると、ハッカーらが盗み出して売却したとされるデータや知的財産に大学側が費やした金額は合計34億ドル(約3600億円)に達するという。ハッカー集団には約31.5テラバイト超のデータを大学から盗み出した容疑がかけられており、教授らを狙ってフィッシング攻撃を仕掛けていたと当局は述べている。

 検察当局によると、起訴された9人はこの攻撃で8000以上の教授らの電子メールアカウントをハッキングしたという。この攻撃では、10万件以上のアカウントを標的にしていた。

 ニューヨーク州南部地区のGeoffrey Berman検察官は今回のケースを、「司法省が起訴した中で最大級の国家ぐるみのハッキング攻撃の1つ」と呼んだ。

 9人のハッカーは、Mesri容疑者とともに米連邦捜査局(FBI)の最重要指名手配犯リストに記載されることになった。Mesri容疑者は2017年11月から同リストに名を連ねている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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