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ローターを折り畳んでコンパクトに持ち運べるドローン「LeveTop」--三脚感覚で

 クアッドコプターに代表されるドローンは種類が増え、高性能な産業用から部屋のなかで遊ぶような超小型の機種まで、目的に応じて最適なものが選べるようになった。

 今回は、ちょっとした屋外での空撮や自撮りに適した、ちょうどよいサイズのドローン「LeveTop」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。


ちょうどよいサイズのドローン(出典:Kickstarter)

 LeveTopは、4つのローターで飛行するクアッドコプターだが、最大の特徴はローターの取り付けられた4本のアームを折り畳めること。アーム展開時のサイズは237×237×148mmだが、アームを畳むと86×86×148mmのコンパクトな円筒形になる。重さも350gと軽く、持ち歩きやすい。


4本のアームが折り畳める(出典:Kickstarter)

 無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォンのアプリから操縦するが、ボタンをタップするだけで浮上したり着地したりする簡単な操作モードが用意されている。このモードでホバリングさせて内蔵カメラで撮影すれば、空撮可能な三脚のように使えて、自撮りなどに便利だろう。カメラは1080P(30fps)の動画撮影に対応。画角は120°。

自撮り用の三脚感覚で使える(出典:Kickstarter)
自撮り用の三脚感覚で使える(出典:Kickstarter)
空撮も簡単に(出典:Kickstarter)
空撮も簡単に(出典:Kickstarter)

 スマートフォンを傾けて操縦する直感的な操作モードもある。Wi-Fiによる操縦可能距離は100m、最高速度は時速54km。GPSによる自律飛行モードや、画像認識で被写体を追いかける追尾飛行モードも使用できる。あらかじめ設定したエリア内から出ないよう飛行する仮想フェンス(ジオフェンス)、非常時に操作ボタン1つで緊急着陸させるといった安全対策もある。

スマホを傾ける直感的な操作(出典:Kickstarter)
スマホを傾ける直感的な操作(出典:Kickstarter)

 バッテリは交換式で、容量は1500mAh。これで20分の飛行が可能。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月29日まで。記事執筆時点(日本時間3月20日11時30分)でキャンペーン期間は39日残っているが、すでに目標金額2万5000ドル(約265万5500円)の3倍を上回る約8万2000ドル(約871万40円)の資金を集めている。

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