logo

元祖完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」に新モデル--音切れ改善、外音取り込みも

加納恵 (編集部)2018年03月17日 11時00分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 モダニティは、完全ワイヤレスイヤホンの先駆けとなった「EARIN」の第2世代機「M-2」の製品試聴会を開催した。創業メンバーの1人であるPer Sennstrom(ペア・ゼンストローム)氏が、第1世代機からの進化点や使用方法などについて話した。


Per Sennstrom(ペア・ゼンストローム)氏

 M-2は、2017年7月に発表。8月末からの発売を予定していたが、8月に中国で発生した大型台風により、部品工場、素材供給会社などがダメージを受け、発売を延期していた。2018年2月下旬にブラックモデルの発売を開始。シルバーモデルは、色をスペースシルバーに変更し6月の登場を予定している。販売予定価格は2万9800円。

 第1世代機となった「M-1」は、完全ワイヤレスイヤホンの先駆け。Kickstarterでクラウドファンディングを実施した時は、約150万ドルの支援金を集め話題を呼んだ。M-2は、耳栓型でコンパクトボディのイヤホン部やスリムなカプセルケースといったコンセプトはそのままに、通話対応、専用アプリと連動した外音取り込み機能などを盛り込んでいる。

 ゼンストローム氏は「M-1からデザインを刷新することが大きなテーマだった」と開発コンセプトを話す。ストレートだったイヤホンの形状は、人間工学的デザインによりカーブを設け、円柱形だったカプセルは、裾部分を少し広げた形に変更。イヤピース収納時はマグネットによって固定するため、傾けても落ちるなどの心配がない。


「EARIN M-2」

イヤホン部分とカプセルのデザインも変更した

 最も大きな変更点は、左右のイヤホンの接続方法だ。従来、スマートフォンなどのメディアプレーヤーから親機となるイヤホンをBluetoothで接続し、さらに左右間もBluetoothでつないでいたが、左右間の接続をNFMI(Near Field Magnetic Induction)に変更。これはNXPが開発した近距離磁気誘導技術で、高いワイヤレス接続を実現することが特徴。「NFMIの採用により、左右間のドロップアウトを極力なくした。各イヤピースにアンテナを搭載しているため、左右どちらでも親機になる」(ゼンストローム氏)と説明する。

 専用アプリ「EARIN M2」も進化した。アプリ経由でイヤホン本体のファームアップデートを可能にしたほか、外音取り込み機能「Audio Transparency」を新搭載。取り込む外音の音量を調整できるほか、近距離、遠距離など選択も可能。アプリからオン、オフ切り替えができ、オンだと常に音楽と外の音が聞けるようになる。

 イヤホン部はタッチセンサを備え、再生や一時停止、曲の早送り、早戻しなどの操作が可能。Siri、Googleアシスタントなどの音声アシスタントにも対応する。

 M-1は発売当時、爆発的ヒットとなり、店頭在庫切れの状態が約5カ月間続いたほどの人気モデル。2月末に販売を開始したM-2は、数量限定の形で販売したが、同様の人気ぶりだという。

 EARINは、1月にソフトウェア開発などを手がける「I.AM.PLUS」に買収されたことを発表。I.AM.PLUSでは、2017年にスマートホーム用のハブメーカーである「Wink」も買収しており、両社でコンシューマ事業におけるAIテクノロジを活用した新製品開発を担うという。


コルクを使った箱に収められている

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]