また類似のサービスはすでにいくつかあるが、日本エンブレースを選んだ理由について、「公的な医師会がMCSを多く採用しているので興味を持った。本物の医療従事者を携えたサービスで、医療従事者がいなければただの箱。世の中には多くの健康アプリが出ているが、MCSはエビデンスを大切にし、医療現場で使えるアプリを作っている」(岩崎氏)と説明した。
日本エンブレースは、今回の調達資金をもとに治療支援、ケア支援、健康増進、重症化予防など医療介護におけるさまざまな課題を解決するソリューションの開発と提供を加速。MCSによるソーシャル医療プラットフォーム事業を足掛かりに、(1)地域包括ケア、(2)遠隔診療、(3)医療エビデンス、(4)医療AI、(5)医療IoTという5つのテーマについて、他のヘルステックベンチャーや大手企業を巻込んだ一大ヘルスケアエコシステムを構築し、新しいヘルスケアアプリケーションや医療ソリューションを提供したいとしている。
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