Microsoftは米国時間2月28日、グループチャットサービス「Microsoft Teams」で誰でもゲストとして追加できる機能をリリースすると発表した。ビジネス用、コンシューマー用の電子メールアカウントを持つユーザーであれば誰でも、Teamsでチームチャットやミーティング、ファイルなどへのフルアクセスが可能なゲストとして参加できるようになる。ゲストアクセス機能はこれまでに数回、リリースが延期されていた。ゲストサポートは、企業のTeams環境に社外の人間をチームメンバーとして追加する機能だ。
同社は3月5日の週から、ビジネス用、コンシューマー用の電子メールアドレス(「Outlook」の電子メールのみでなく、Outlook.comやGmail.comなども対象に含まれる)を有しているユーザーであれば誰でもTeamsにゲストとして追加できる機能を展開していくとしている。
Microsoftは当初、Teamsに対するゲストアクセス機能を2017年6月までに追加する計画だったが実現しなかった。9月には、「Azure Active Directory」(Azure AD)アカウントを有するユーザーに対する部分的なゲストサポートを追加していた。
今回追加されたゲストアクセス機能は、「Office 365 Business Premium」と「Office 365 Enterprise」「Office 365 Education」のサブスクリプションすべてに含まれている。なお、ゲストアクセスはTeamsにおけるテナントレベルの設定であり、デフォルトでは停止されている。
同社によると、ゲストのフルアクセス機能は、今後2週間でユーザーのTeamsクライアント上に表示されていくという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」