ビットコインをはじめとする仮想通貨のデジタルウォレットを提供するCoinbaseが、新しい決済サービスを発表した。
「Coinbase Commerce」と名付けられたこの新サービスを利用すると、「業者は複数の仮想通貨の受け取りが可能」になり、資金が直接、業者のウォレットに届く仕組みだ。Coinbaseによる米国時間2月14日のブログ投稿によると、このサービスは各業者のオンライン決済プロセスに直接組み込めるという。
ビットコインはデジタル通貨として有名になったが、価格の変動幅が極めて大きいほか、取引に要する時間の長さや手数料の高騰、さらには使うためではなく価値の高騰が続くことを期待して保有するために購入する人が多いことなどから、今は慎重になっている人が多い。
オンライン決済サービスを手掛けるStripeは、1月にビットコイン決済の受付終了を決めた際に、「ビットコインは取引手段よりも資産に適した仮想通貨へと進化した。(中略)そのため、ビットコインは決済には以前ほど有用でなくなった」と、その理由を説明している。
Coinbase Commerceを用いた取引の手数料やその際にかかる時間について、Coinbaseからは今のところ詳細な説明はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス