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測定結果を電子化し、画像に貼り付け--富士通、フリマアプリ向けIoTメジャー

飯塚 直 坂本純子 (編集部)2018年02月06日 16時22分
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 フリマアプリやオークションなどで、服や小物アイテムをよく出品する人なら、「身丈を教えてください」「切り替え部分は何センチでしょうか」といった質問を受けた経験があるだろう。出品画像に寸法情報を付加した寸法付き画像によって、直感的にわかりやすく目に止まりやすくする──そんな製品+アプリが登場した。

 富士通デザイン、プライムキャスト、富士通コンポーネントは2月6日、 Makuakeが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で画像加工アプとIoTメジャー「hakaruno(ハカルノ)」のプロジェクトを開始した。


 hakarunoは、画像内への寸法記載を行うためのスマートフォンアプリと、採寸用のデジタルメジャーで構成される。メジャーの裏には特殊なコードが書かれており、採寸したらボタンを押すことでセンサが位置を読み取り測定する。メジャーの長さは150cm。

メジャーの裏は、このように専用のコードが記されている
メジャーの裏は、このように専用のコードが記されている

 主に、個人売買アプリやオークションサイトなどでのコミュニケーションをスムーズに行うために開発されたが、いつまでも正しい寸法で測れる伸縮しない素材を用いたプロのテイラーも使うアパレルメジャー仕様。アパレル店舗などでの伝票作成需要などの利用も見込む。

 同プロジェクトは富士通デザインと富士通研究所の自主研究プロジェクトから始まり、メジャーのメーカー、電子デバイスのメーカー、ソフトウエアの開発会社が関わる共同プロジェクトだ。試行錯誤を繰り返し、2年かけて開発してきたという。メジャーは、経年劣化などで伸びない製造で実績のある国内のメーカーで製造。計測部は富士通コンポーネントが持つ回路技術によって小型化と省電力化を実現した。なお、ボタン電池1つで半年〜1年の電池持ちを実現している。アプリのデザインと制作については、プライムキャストと富士通デザインが担当する。


 hakarunoを利用することで、スマートフォンで撮影した画像に対し、簡単に採寸データが追記可能となる。具体的には、撮った画像の上をなぞって計測したい部分を決定し、その場所をメジャーで計測すると、画像に反映される仕組みを採用した。

 これにより、フリマアプリやオークションサイトなどに出品する商品画像を寸法付き画像にできる。このひと手間によって、商品説明欄には商品の魅力だけを語る事ができ、買い手も直感的に商品のサイズを確認できるようになる。


 また、アパレル店舗で利用する際は、仕立て直しやオーダーメイドに使われる伝票の半自動化が可能。店舗で使われる伝票を画像として保存、計測数値を入れる場所を登録した伝票フォーマットを用意すれば、メジャーの計測ボタンを押した時点で計測値を伝票に記載できるようになる。

 Makuakeでの目標金額は1千50万円。金型など開発に関わる資金調達のための金額だ。プロジェクトは90日間で、もし目標金額に到達しなかった場合には返金される「All or Nothing」方式。支援コースは、1万5750円から用意されている。



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