and factoryは1月18日、IoT体験型宿泊施設であるスマートホステルブランド「&AND HOSTEL」の4号店「&AND HOSTEL AKIHABARA」を1月20日東京・秋葉原に、5号店「&AND HOSTEL KANDA」を2月20日東京・神田に開業すると発表した。
今回開業する2店舗では、大崎電気工業のスマートホーム向けIoT サービス「ホームウォッチ」、およびヤフーの IoTプラットフォーム「myThings Developers」との連携に加え、スマートスピーカを活用する。
具体的には、宿泊者に対してチェックイン時に専用のスマートフォンを貸し出し、IoTプラットフォームアプリ「&IoT」を用いたドアキーの開錠施錠、テレビやエアコンなど居室内の家電の操作が可能となる。
スマートスピーカは、「外出」「リラックス」「集中」「起床」「就寝」の5シーンを想定し、宿泊者がスマートスピーカに声をかけると、居室内のIoTデバイスが作動し、利用シーンに応じた快適環境が整う仕組みだ。
例えば、就寝時にスマートスピーカに「おやすみ」と声をかけると、照明の光量が調節され、リラックスできるアロマが香り、眠りへいざなう音楽が流れ、カーテンが閉まり、空気清浄機が静音モードになり、エアコンが快眠モードに変更され、テレビ電源がオフになる。
また、ホテルの設備やホテル周辺の情報、天候や防災情報の通知に加え、「ラウンジに人が集まってきています。遊びに行ってみませんか?」などリアルタイムな情報も通知する。
&AND HOSTELは、IoTデバイス備えたスマートホステルブランド。2016年8月に「&AND HOSTEL FUKUOKA」、2017年4月に「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」、同年5月に「&AND HOSTEL UENO」の3店舗を開業している。
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