JapanTaxi、国交相の「相乗りタクシー」実証実験に参加--1月22日から300台で

 JapanTaxiは12月19日、国土交通省が実施する「相乗りタクシー」の実証実験に参加すると発表した。2018年1月22日9時〜3月11日23時59分の期間、東京都特別区、武蔵野市、三鷹市の配車エリアで実施。日本交通グループの車両300台が参加する。1月22日に相乗りタクシー専用のiOSアプリを公開する予定。


相乗りタクシー

 相乗りタクシーは、乗車前にアプリ上で乗車地・目的地の近い相手を探し、1台のタクシーで相乗りできるサービス。割安な運賃でタクシーに乗ることができ、利用者の選択肢を増やせる。今回の実証実験では、ユーザーが専用アプリ上で乗車地と降車地を設定し、相乗りを申し込んだ後、同じ方向に向かうユーザーがいると相乗りが成立する。

 運賃は、相乗りする利用者の最初の乗車地から最後の降車地までの走行距離に応じて算定した金額を、各利用者が単独で乗車した場合の推計走行距離に応じて按分して算定するという。運賃は乗車前に確定し、クレジットカードで決済するためスムーズに降車できるとしている。


アプリの利用イメージ

 実証実験後は、国土交通省において、マッチングの成立状況や運賃水準の検証、利用者アンート結果などを踏まえ、制度化に向けた検証を行うとしている。

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