白熱電球からLED電球への置き換えが進み、頻繁な球切れに煩わされることは少なくなった。とはいえ、LED電球でも切れることはあるし、長いあいだ使っていると暗くなるため、交換の必要な場合もある。交換など電球を回すだけだが、天井の照明だと腕が疲れるうえ、脚立に登っての作業は意外と危険だ。
そこで、電球の交換を容易にするアイデアグッズ「Magbulb」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Magbulbは、電球側の口金にねじ込んでおく部品と、ソケット側にねじ込んでおく部品を組み合わせて使う。両部品は磁石の力で吸着するようになっていて、Magbulbを着けた電球は、同じくMagbulbをねじ込んだソケットへ近づけるだけで確実に取り付けられる。つまり、電球の取り外し時や装着時に電球をクルクル回す面倒な作業から解放されるのだ。
電球交換時の手間が軽減され、交換にかかる時間も短くなる。1個や2個の交換なら大した差でないが、店舗やイベントなどで大量の着け外しが必要な場合にはありがたい。
さらにMagbulbは、電球交換時の落下事故を起こりにくくしてくれる。高いところにある電球を交換するには、脚立やはしごに登り、不安定な状態で手を上に伸ばし、上を見ながら電球を回さなければならない。Magbulbを使えば電球交換がワンタッチになるので、誤って落ちるリスクが小さくなる。
利用可能な電球とソケットは、口金サイズがE26とE27。今後、E14とE17に対応するモデルも提供したいとしている。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月27日まで。記事執筆時点(日本時間11月16日11時)でキャンペーン期間は40日残っているが、すでに目標金額3000ドルを上回る7900ドルの資金を集めている。
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