ソフトバンク コマース&サービスは11月15日、オーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」に完全ワイヤレスの「Sound Air TW-5000」(オンラインショップ販売税込価格:9864円)とハイレゾ対応のリケーブルモデル「SE-9000HR」(同 :1万9800円)の2つのイヤホンモデルを追加した。いずれも12月1日に発売する。
GLIDiCは、モバイルのために生まれたオーディオブランド。イヤホン市場が横ばいの中、売上は前期比150%を達成しているという。
Sound Air TW-5000は、GLIDiC初の完全ワイヤレスイヤホン。左右をつなぐケーブルをなくした耳栓型で、機能を省いた低価格モデルと、高機能のハイエンドモデルに二極化する完全ワイヤレスイヤホン市場で、コストパフォーマンスを追求したモデルとしている。
6mmのダイナミックドライバを搭載し、オーディオコーデックはSBCに加え、AACに対応。片耳約5gのコンパクトボディに加え、手のひらに収まるバッテリケースを用意し、持ち運びやすさを重視している。
イヤホン本体で約1.5時間、バッテリケースで約2時間の充電ができ、イヤホンを取り出すと電源オン、ケースにしまうと電源オフになるスマートな使い勝手を提供。初回使用時は、ケースから取り出すと自動的に端末とのペアリング設定モードが起動する。
MEMS(高感度小型マイク)とデジタルエコーキャンセリングを搭載し、クリアで聞き取りやすい通話をサポート。左右に備えたマルチファンクションボタンは、曲の再生や停止、曲送りや曲戻し、通話時の応答や終話などの操作のほか、ボリュームの調整やSiriなどの音声アシスタントの起動まで実行できる。
有機的な曲線形状「Ultra Multi Fitting」によるデザインを採用し、XS、S、M、Lサイズのイヤピースを装備。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。バッテリケースはmicroUSB経由で充電できる。
SE-9000HRは、2つのドライバを搭載したハイレゾ対応イヤホン。GLIDiCならではの金管楽器を模したデザインを採用した最上位モデルになる。
10mmのフルレンジと6mmのトゥイータを同軸上に配置した独自の「Phase Matching Coaxial Driver」により、音の位相差をなくし、理想的な点音源を実現。ケーブルは、マイク付きリモコンの信号を完全に分離した「Noiseless Hybrid Wiring」を採用することで、ノイズの少ない高音質再生ができるとしている。
ケーブル長は1.1mで、スマートフォンとの接続時に扱いやすい長さにしているとのこと。MMCXケーブルの採用により、断線時にもケーブル交換も可能だ。再生周波数帯域は5Hz~45kHz。XS、S、M、Lサイズのシリコンイヤピースのほか、Complyウレタンイヤーピースを標準で装備する。
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