中国テクノロジ業界の巨大企業である騰訊(テンセント)のSnapへの出資比率が12%になったという。Financial Times(FT)が報じた。Tencentは百度(バイドゥ)、阿里巴巴(アリババ)と並んで中国の3大テクノロジ企業の一角を担っている。これら3つの企業はBATと総称される。
このニュースは、Snapが米国時間11月8日に米証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書の中で明らかにされた。本件が報じられる前に発表された四半期決算で、Snapの成長率は予想を下回った。テンセントは3月にTesla株の5%を取得している。またRiot Gamesも所有している。
テンセントは米国に進出する取り組みを進めている。中国のメッセージングプラットフォーム「WeChat」も所有するテンセントは2017年に入って、WeChatのデジタル決済サービス「WeChat Pay」の米国での提供を開始した。
SECに提出した四半期報告書の中で、Snapは「テンセントの創造性と起業家精神に昔から刺激を受けてきた」と述べた。
テンセントは「アイデアや体験を共有することを楽しみにしている」、と同社プレジデントのMartin Lau氏は述べた。Reutersが入手した声明によると、このアイデアや体験の共有は、モバイルゲームやニュースフィードの分野における両社の協業という形で実現する可能性がありそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス