MMD研究所は11月9日、「スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査」を実施したと発表した。調査期間は、2017年10月25〜31日。調査対象は、15歳から69歳の男女。有効回答は、2155人。
スマートフォンを所有している15歳〜69歳の男女1810人を対象に、スマートフォンで音声入力機能を使ったことがあるかを聞いたところ、全体の64.5%が「音声入力機能を利用したことがある」と回答した。年代別では、10代の16.0%が「普段から利用」、50代〜60代の37%が「時々利用」と答えた。
スマートフォンでの音声入力機能利用をしたことがある人(n=1167)を対象に、スマートフォンで音声入力機能を使うときを聞いたところ、「テレビを見ているとき」が22.4%と最も多く、次いで「自動車で運転しているとき」が18.9%、「歩いているとき」が18.3%となった。
性別でみると、男性で最も多かった回答は「テレビを見ているとき」が22.8%、次いで「自動車で運転しているとき」が22.1%。女性で最も多かった回答は「テレビを見ているとき」が21.9%と男性と同様の結果となったが、2番目に多かった回答は「料理をしているとき」で17.8%だった。
スマートフォンでの音声入力機能利用をしたことがある人(n=1167)を対象に、スマートフォンの音声入力機能ですることについて聞いたところ、「地図/ルート検索する」32.0%と最も多く、次いで「天気予報の検索する」26.6%、「ニュースを検索する」22.5%だった。
年代別で見ると、10代は「アラームを設定する」28.2%が「天気予報を検索する」と同率で1位という結果になった。
また、15歳から69歳の男女2155人を対象に、スマートスピーカーについて聞いたところ、31.2%が「知っている」と回答。性年代別で見ると、20代男性が45.7%、40代男性が41.1%、30代は41.0%と、20〜40代男性の認知率が高かった。
スマートスピーカを知っていると回答した人(n=672)に、発売・未発売に限らず知っているという商品を聞いたところ、調査時点で「Google Home」が最も高く84.5%、次いで「Amazon Echo」33.3%、「LINE Clova WAVE」30.7%と続いた。
15歳から69歳の男女2155人を対象に、スマートスピーカの説明をしたうえで、興味があるかを聞いたところ、全体では「とても興味がある」が10.0%、「やや興味がある」が22.9%と合わせて32.9%がスマートスピーカに興味を持っていることがわかった。
年代別で見ると「とても興味ある」「やや興味ある」を合わせると10代が40.7%、20代は37.1%がスマートスピーカに興味を持っていることになる。
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