講談社とポリゴン・ピクチュアズは10月27日、VRを中心とした新しいエンターテインメントを研究・製作する合弁会社「株式会社講談社VRラボ」を、10月17日付けで設立したと発表した。
合弁会社の設立は、コンピューターグラフィックス表現の実力と広範なネットワークを持つポリゴン・ピクチュアズと、 講談社の目指す「おもしろくて、ためになる」エンターテインメントをさらに進化させていくためのベストパートナーであると考えが一致したことによるものとしている。新会社では講談社のグループ会社として、コミック、アニメ、テクノロジー、新規事業開発の分野で活躍してきた人材を投入。VRやAR、その他の先端表現技術を活用した新世代のストーリーテリングを研究、制作するための中核的な役割を果たすという。
かねてから講談社においては、VRコンテンツ制作を中核業務としたチームを設立し、キャラクター事業を展開。ポリゴン・ピクチュアズと共同で、VRアイドルプロジェクト「Hop Step Sing!」を展開している。
新会社の資本金1000万円で、株主構成は講談社が70%、ポリゴン・ピクチュアズが30%。代表取締役社長は森田浩章氏が就任する。
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