サインウェーブは9月20日、英語のペーパーテストの採点作業を自動化し、テストを速やかに採点・分析することで、効果的なフィードバックができる「英語手書き認識採点システム SiF」をリリースしたと発表した。
英語手書き認識採点システム SiFは、AI(人工知能)画像解析エンジンを搭載しており、手書き答案を読み込み、文字を自動的に解析、リアルタイムで採点・分析してくれる。英語の手書き答案をスマートフォンで撮影したり、複合機などでスキャンしたりして、同社システムへと送信するだけで利用できるという。既存システムとの連携も可能とのこと。
自動採点すると同時に、結果をデータとして集計し管理するため、間違えた問題や苦手な問題など、個人の学習データをいつでも呼び出すことが可能。また、採点結果はデジタルデータのため、手作業では困難だった分析も容易になるとしている。
サインウェーブでは、従来の手法では採点した答案そのものを本人へ返却するケースが多くみられ、分析して個々人へとフィードバックすることが難しかったと指摘。同システムを活用することで、個人別の教育手法を実践できるようになるとしている。
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