KDDI、沖縄セルラーは9月15日、現在Android端末向けに提供している月額1980円からの料金プランを、すべてのiPhone向けに提供することを発表した。最新の「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」が発売される9月22日から開始する。
同社では7月14日より、Android端末向けに2つの新料金プランを提供している。1つ目が、データ利用量にあわせて5段階の定額料金が自動的に適用される「au ピタットプラン」で、最安料金は1Gバイトで月額2980円からとなっている。2つ目が、大容量のデータ通信を使うユーザー向けの「au フラットプラン」で、こちらは20Gバイトで月額6500円からとなっている。
さらに、12月31日までに新規契約・機種変更時に新料金プランに加入すると、12カ月間の利用料金から毎月1000円を割り引く「ビッグニュースキャンペーン」を提供しており、au ピタットプランは通話とデータ通信を含めて月額1980円から利用できる。またau フラットプランは、au スマートバリューとビッグニュースキャンペーンを適用することで2000円引きとなり、通話と20Gバイト分のデータ通信が最安で月額4500円で利用できるようになる。
同日の記者発表会で登壇したKDDI代表取締役 執行役員副社長の石川雄三氏は、8月にAndroid端末に新規契約・機種変更したユーザーのうち93%が新料金に加入したと、反響の大きさをアピール。あわせて、iPhoneへの対応を望む声が多かったことを明かし、iPhone 8の発売にあわせて新料金の対象にすることを発表した。
このほかにも、iPhone購入者向けのさまざまな施策が発表された。同社ではAndroidユーザー向けに、48カ月の分割払いを選択することで、25カ月目以降の機種変更時に分割支払金の最大半額が支払い不要になる「アップグレードプログラム EX」を提供しているが、対象機種にiPhoneを追加。
さらに、毎年新しいiPhoneに買い替えたいというユーザーの声に応えるため、24回払いでの端末購入を条件に、13カ月目以降の機種変更時に、未払い分の支払いが不要になる「アップグレードプログラム EX(α)」を提供することを発表した。同プログラムの料金は月額390円だが、キャンペーンで0円で提供する。
同社によれば、iPhone 8の64Gバイトを購入し、au ピタットプランの1Gバイトプランに加入、さらにアップグレードプログラム EX(α)を適用した場合、通信料金と機種代金の総額負担額が月額4433円まで抑えられるとしている。
新たなサポートプランも発表された。同社がiPhone/iPad向けに提供する保証サービス「AppleCare+」(月額600円)と「紛失補償オプション」(月額152円)で提供している保証サービスを拡充した「AppleCare+ & au 端末サポート」(月額565〜890円)を提供する。AppleCare+による2年間の保証期間終了後も、auが継続して2年間同等のサービスを提供し、購入から4年間サポートするものだ。
また、自然故障時の保証期間延長やバッテリ無料交換に加えて、新たに紛失盗難時には同社が指定するコールセンターへの電話1本で、最短翌日には1万1800円で新品同等品を届ける補償サービスを提供することも発表された。
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