Verizon Communications、T-Mobile US、Sprint、AT&Tは米国時間9月8日、ユーザーの携帯電話利用から分かるデータを通じて個人認証を改善する技術を2018年をめどに開発する意向を明らかにした。この取り組みは、「Mobile Authentication Taskforce」と呼ばれる。
4社は声明で、「このソリューションは、モバイルネットワーク上のデータと行動のパターンを分析し、ユーザーが実際に本人かどうかを高い精度で予測する」として、「Mobile Authentication Taskforceは、ネットワークベースのデバイス認証、ジオロケーション、SIMカードの認識など、この問題に対処する上で顕著な能力と知見を有している」と述べた。
世界の移動体通信事業者らによる業界団体GSMアソシエーション(GSMA)の最高技術責任者(CTO)Alex Sinclair氏はこのタスクフォースについて、「詐欺やID窃盗を減らして、オンライン取引への信頼を高めるよう支援する」ことで米国の顧客の助けになると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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