Hillary Clinton氏が政治ファクトチェックサイトVerritへの支持を表明したところ、Verritがたちまちハッキングの被害を受けた。
Clinton氏は米国時間9月3日、自身の支持者に対してVerritに登録するようツイートで呼びかけた。ところが、このツイートから1時間と経たないうちに、Verritは分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を受け、ページを表示できなくなった。現在はすでに復旧している。
I'm excited to sign up for @Verrit, a media platform for the 65.8 million! Will you join me and sign up too? https://t.co/bOLSMyk6bG
— Hillary Clinton (@HillaryClinton) 2017年9月3日
このサイトのうたい文句は、「6580万人」の米国人のためのメディアだ。この人数は、2016年に行われた米大統領選挙でClinton氏に投票した人の数で、最終的に選挙に勝ったDonald Trump氏よりも得票数が多かったことを暗に示している。
Verritは自らのことを、政治に関する情報や分析を提供するソースであり、「政治に関心を持つ市民のために、注目すべき事実、統計データ、引用を集め、文脈に基づいて検証する」サイトだと説明している。「フェイクニュース」が増える中、政治のファクトチェックは大きな注目を集めている話題だ。フェイクニュースとは、虚偽の記事を作成して陰謀説を広めるようなニュースを意味する。また、Trump政権は、大統領顧問が「もうひとつの事実」と述べたものに固執した件でも批判されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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