コーエーテクモゲームスは9月1日、11月30日発売予定の歴史シミュレーションゲームシリーズ最新作「信長の野望・大志」の公式サイトを通じて、一般のユーザーを対象に行った「武将調査アンケート」における“上司・部下にしたい戦国武将”の結果を公表した。調査期間は8月4~21日で、公式サイトのアンケートフォームから回答を募集。回答者属性は9~99歳までの男女で、有効回答数は5071。
上司にしたい戦国武将で1位となったのは織田信長(276票)。「カリスマ性がある」「先進性がある」といった点のほか、従来の概念にとらわれない革新性を挙げる回答もあったという。能力主義、実力主義を重んじて家臣を起用したこともランキングに多いに影響したとしている。
第2位は武田信玄でわずか3票差(273票)。信玄が残したとされる「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」の名言を挙げる回答者が多く、人を大切にして信頼し合える関係を築いた点が高く評価され、部下を大切にしてくれそうとの声も多かったという。
3位は北条氏康(267票)、4位は上杉謙信(238票)、5位は徳川家康(199票)と続いている。「部下を思いやる」というポイントを大切にした投票になり「今の世相をよく表している結果」とまとめている。
部下にしたい戦国武将で1位になったのは竹中半兵衛(374票)。“今孔明”の異名を持ち、戦国時代を代表する天才軍師として知られるだけあり、多かった意見として「的確な助言で助けてくれそう」「正しい方向に導いてくれそう」など、自身の仕事をサポートしてくれそうだという意見が多く挙がったという。
第2位は石田三成 (314票)。「関ヶ原の戦い」にて総大将として西軍を率いたほか、忠誠心と能力の高さを買われて多くの支持を集めたという。3位は「伊達の双璧」と呼ばれた片倉小十郎(223票)が入っている。
総じて軍師として活躍した武将や所属大名に忠義を尽くした武将が支持を受ける形となり、能力もさることながら「忠義」に重きを置いて投票されたユーザーが多く、上司にしたいランキング同様に「どれだけ自分に気を置いてくれるのか」が色濃く出たランキングであり「現代のビジネスシーンで問われているものが浮き彫りになった結果」とまとめている。
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