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アップル、スマホを使うVRヘッドセットで特許を取得--ホルダーと連携も

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 仮想現実(VR)対応のビデオやゲームを楽しむのに欠かせないVRゴーグル。本格的な「Microsoft HoloLens」「HTC Vive」「Oculus Rift」などの画面搭載型だけでなく、手軽に導入できるSamsung Electronicsの「Gear VR」やGoogleの「Daydream View」「Cardboard」のような、スマートフォンの画面を流用するスクリーンレス型もある。

 スクリーンレス型のVRゴーグルなど珍しくもないが、Appleはここに来てスマートフォンを利用するVRゴーグルの技術で特許を取得した。米国特許商標庁(USPTO)によると、米国時間8月29日に登録された「HEAD-MOUNTED DISPLAY APPARATUS FOR RETAINING A PORTABLE ELECTRONIC DEVICE WITH DISPLAY」(特許番号「US 9,749,451 B2」)がそれだ。出願日は2017年3月6日、公開日は2017年6月29日(公開特許番号「US 2017/0187855 A1」)。


登録されたAppleの特許(出典:USPTO)

 この特許は、顔に装着できるホルダーにスマートフォンをセットし、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)として使う技術を説明したもの。第1クレーム(請求項)で「cellular telephone」を使うと明記しており、実施例の図面などからもスマートフォンの流用を想定していることが分かる。


スマートフォンをセットして使うHMD(出典:USPTO)

 ホルダーにはレンズが取り付けられており、セットしたスマートフォンの画面を見ることができる。スマートフォンとホルダーはコネクタで接続されて連携する。さらに、近接センサ、加速度センサ、タッチセンサなども備えると第1クレームにある。このような構成にすることで、Cardboardのような簡単なゴーグルでは実現不可能な高度な機能が、スクリーンレス型VRゴーグルで提供可能となる。


スマートフォンとホルダーはコネクタで接続(出典:USPTO)

 ほかのクレームには、スマートフォンのカメラでとらえた映像を小さく表示する技術や、Bluetoothリモコンで操作する技術なども説明されている。


Bluetoothリモコンも想定(出典:USPTO)

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