Amazonの「Alexa」に対応するスマートスピーカ数台を自宅のあちこちに設置している人にとって、これはきっと朗報だろう。米国、英国、ドイツで現地時間8月29日以降、それらのスピーカを同期して家全体で音楽を再生したり、スピーカの1台に別のスピーカで音楽を再生するよう命令したりできるようになる。
こうした連携機能を利用する場合、最初にAlexaアプリを開いて、各スピーカに覚えやすい名前を付ける必要がある(Amazonは、スピーカを置いている部屋の名前を使うことを推奨している)。それが済んだら、特定のスピーカの名前で指定して、そのスピーカで音楽を再生するようAlexaに命令できるようになる。「Alexa, play Beyonce in the kitchen(Alexa、キッチンでビヨンセを再生して)」といった具合だ。
スピーカをグループ化してから、いずれかのグループで音楽を再生するようAlexaに命令することも可能になる。たとえば、居間に「Amazon Echo」を置き、キッチンに「Amazon Echo Dot」を置いているなら、Alexaアプリでそれらをまとめて「downstairs(1階)」と名付け、「Alexa, play White Reaper downstairs(Alexa、1階でWhite Reaperを再生して)」と言えばいい。両方のスピーカで同時に音楽の再生が開始される。
Amazonによると、EchoおよびEcho Dotだけでなく、タッチスクリーン対応の「Amazon Echo Show」もマルチルーム機能をサポートするが、バッテリ式の「Amazon Tap」は同機能をサポートしないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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