ソフトバンク コマース&サービスは8月25日、不動産賃貸契約専用の電子契約サービス「IMAoS(イマオス)」を開始すると発表した。紙と印鑑で行なっている入居手続きを電子化する。サービス開始は9月1日。
不動産の賃貸契約には、宅地建物取引業法による制約から電子化が困難とされていた。ソフトバンクC&Sでは、東急住宅リース協力のもと、約2年をかけて不動産賃貸契約業務の研究を行い、現状の業務の流れを変えずに電子化することを研究。実用性の高いサービス、IMAoSを開発した。
IMAoSは、GMOクラウドの電子契約サービス「GMO電子契約サービスAgree」を採用。月額基本料が低く、都度の利用料が高い「ライトプラン」(月額基本料:5000円、1契約あたり:500円)と、月額基本料が高く、都度の利用長が低い「バリュープラン」(月額基本料:2万5000円、1契約あたり:250円)の2つを用意する。
今後はスマートフォンへの搭載が進んでいるマイナンバーカードの利用者証明機能を用いて、借主が署名できる機能や、不動産管理会社が不動産仲介へ契約書類を効率的に送信する機能を追加していく予定だ。
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