Instagramは、ライブ配信者がゲストを迎え入れて会話しながら動画を配信できる機能を導入しようとしている。
米国時間8月8日に発表されたこの機能では、画面右下隅にある新しいアイコンをタップして「Add」ボタンを押すことにより、視聴者をライブ配信に参加させることができる。配信動画を視聴中の任意のユーザーを招待することができ、招待した時点で画面は2つに分割される。上にホスト(配信者)、下にゲスト(視聴者)が表示され、それぞれ自分の端末からライブ配信を行う。
配信が終了すると、その動画を「Instagram Stories」に24時間だけ保存するか、または直ちに削除することができる。
Instagramによると、この機能はありふれた会話を公に交わすために使用できるという。「宿題しているだけだよ」といったありふれた会話が、Instagram上の公開ショーで交わされる楽しい時間になるかもしれない。
Instagram以外のソーシャルネットワークでも、ライブ配信にゲストを迎え入れる機能が既に追加されている。「Facebook Live」は2017年春に似たような機能を一般向けに提供開始しており、Googleの「Hangouts on Air with YouTube Live」では何年も前から独自のライブ配信機能が提供されている。どちらも、動画は通常、配信後もオンラインで公開され、ユーザーが後から視聴できるようになっている。しかし、Instagramでは、動画は直ちに削除されるか、Instagram Storiesで一定時間が経過した後に削除される。
この機能は現在テスト中で、最初に利用できるのは「少数」のユーザーに限られる。今後数カ月の間に世界中で提供開始される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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