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多数企業の社内データなどが誤って一般公開--Google Groups設定ミスに注意

Charlie Osborne (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2017年07月25日 12時19分
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 小さな設定ミスによって、機密扱いのビジネス関連の電子メールや従業員データが一般公開されてしまう事例が起きているとRedLockが警告している。

 RedLockによると、IBM傘下のThe Weather Company、Fusion Media Group(Gizmodo、The Onion、Lifehackerなどの親会社)のほか、ヘルプデスクサポートサービスプロバイダーのFreshworksや動画広告プラットフォームのSpotXもこのセキュリティ問題の影響を受けたという。

 RedLockのチームによると、ユーザーによる制御が可能な「Google Groups」設定のミスが原因で、「何百もの」Google Groupsがそうした企業の慎重に扱うべき情報を含むメッセージを一般公開されてしまったという。

 Google Groupsはコラボレーションツールやコミュニケーションプラットフォームとして、さまざまな企業に利用されている。Google Groupの電子メールベースのグループは、チーム間のコミュニケーションを維持したり、メッセージを管理したりするのに使われるが、「Outside this domain -- access to groups」の設定で、「private」(非公開)ではなく「public on the Internet」(ウェブ上で一般公開)を選択してそれらのグループを作成すると、そのグループのメンバーでなくても、メンバー間で送信されるメッセージを閲覧することが可能になる。

Google Groups

 RedLockの研究チームによると、何百もの企業の電子メールアドレスや電子メールコンテンツ、従業員の給与やセールスパイプラインのデータ、顧客のパスワード、名前、自宅の住所を含む個人を識別できる情報(PII)がオンラインで一般公開されていたという。

 こうした企業情報を悪用されると、企業アカウントがハイジャックされたり、フィッシング攻撃に利用可能な情報が引き出されたり、公にするべきではない会話の内容が流出してしまったりする恐れがある。

 RedLockは、このように企業の機密なデータをインターネットで一般公開してしまうのを防ぐ対策として、Google Groupsの設定をチェックし、「Outside this domain -- access to groups」設定を「Private」(非公開)に切り替えるようすすめている。

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提供:Christopher Schirner

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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