MicrosoftはiOS版およびAndroid版の「Outlook」をアップデートした。会話のナビゲーションに関する複数の改善と、アカウントとフォルダを切り替える仕組みの改善が含まれる。
Microsoftによると、これらの会話機能への改善により、電子メールをより効率的に利用できるようになるという。
会話に関するアップデートについて、Microsoftは以下のように説明している。
- 「Outlook」はそれぞれの会話について、より多くの情報を一度に表示するようになった。さらに、個々のメッセージをより明確に分離することで、ユーザーがより簡単に会話の流れを把握できるようになった。
- 会話を読むためにタップすると、Outlookは自動的に最初の未読メッセージを表示する。スクロールしなくても、前に読み終えたところから再開することが可能だ。
- クイック返信ボックスをタップして文字入力を開始することで、迅速に全てのユーザーに返信できるようになった。メッセージの入力が完了したら、送信ボタンをタップするだけで、そのメッセージが会話に追加される。つまり、返信メッセージの入力中に会話のほかのメッセージを表示させることがついに可能になった。
- 会話に関して、クイックリプライ以上の操作をしたいときは、受信者リストをタップして編集したり、3点リーダーをタップして「Forward」(転送)など、ほかのアクションにアクセスしたりすることが可能だ。
このほか、アカウントやフォルダの切り替えが素早くできるよう、デザインが改善された。
iOS版とAndroid版の新しいOutlookは、既に提供が開始されている。
Microsoftの発表によると、検索機能にいくつかの変更を加える予定もあるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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