ワークスモバイルジャパンは7月6日、同社が展開するビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」について、新機能の追加など大幅なアップデートを施した「LINE WORKS 2.1」をリリースした。
LINE WORKSは“ビジネス版LINE”と位置づけられた法人向けのチャットツール。LINEを踏襲したチャット機能に加え、掲示板機能や組織階層型アドレス帳、ファイル共有など、ビジネスコミュニケーションに必要な機能を提供している。
今回の2.1では、スマートフォンで簡単にアンケートの作成や回答ができる機能をはじめ、チャットで業務システムを手軽に利用できる「トークBot API」の正式版などといった新機能を追加。全45項目のアップデートが行われたという。
アンケート機能では、働き方改革に必要な社内の現状調査や災害時の安否確認など、9種類のテンプレートが用意され、アンケートを自由にカスタマイズできるフリーフォームも用意されている。またアンケートの回答は自動集計され、CSV形式の出力にも対応している。
トークBot APIは、LINE WORKSのトークで利用するボットを開発するためのAPI。2016年9月にベータ版がリリースされており、今回は正式版のリリースとなる。トークBot APIを活用し業務システムと連携したボットを開発すると、トークルームのボットに話しかけるだけで、利用者はいつでも売上状況の確認や社内申請を上げることができるという。
このほか、コア機能となるトークにおいて、ノートに投稿された内容を修正した時や投稿にコメントが追加された時にチームメンバーに通知するといった機能をはじめ、LINE WORKS の無料通話をiOSの標準電話アプリで受信し、通話履歴が残るようにするなど、さまざまな機能の追加や改善を施しているという。
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